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2024年6月26日水曜日

日本盤リリース予定続々♡(死体解剖記、テラー博士の恐怖)

今年に入って立て続けのリリースですね。日本盤の新リリースなんてしばらくなかったので、「なんのお祭?」ってくらい嬉しいです♪ (私事で恐縮ですが、6月末が誕生日なので祝ってもらってる気分です♡ 出費は悩みの種ですが…(笑)) 


『死体解剖記』

発売順が前後しますが、まずはこちらから。(Amazonのリンクの作り方が複雑になって、画像付きリンクがどうしてもできません(^^;)。ジャケットデザインなどはサイトでご確認くださいませ☆)


死体解剖記 [DVD](7/26発売予定)


先日の『怪奇!二つの顔の男』『ザ・スカル サド侯爵の頭蓋骨』と同じコロメディアさんからの発売ですね。こちらは以前海外盤で鑑賞したので、その時のご紹介記事を前倒しでbloggerに引っ越しました。よろしければついでにどうぞ。(中に書いている通り聞き取り難民だったので、改めて字幕付きで見たいです!)



記事引っ越し時に海外盤の写真を撮りました♡
今回のもジャケット写真はカラーですが、作品はモノクロです。


詳細は上記の感想に譲りますが、バーク&ヘアという二人組の死体泥棒のお話です。わりと有名なので、イギリスの古い犯罪ネタに親しんでいる方にはおなじみかもしれません。(他でも映画になってたような気も)

映画でカッシング丈が演じるのは、彼らから解剖用の遺体を買っていた医学博士ノックス。ホラーのキャラクターというよりまっとうな医学教育者に見えます。信念があって、そのせいで周囲とぶつかって行き過ぎてしまう。それが伝わってくるので「見られる」んですね。講義シーンの堂に入った「人気教授ぶり」が素晴らしく、オーラがあって、ラストの講義は特に引き込まれます。改めて、ホラーや幻想味のある作品ほど、大事なのは俳優さんの演技力と制作側の矜持というか、ある種の「品格」なんだな、と実感しました。(当たり前ですが予算の規模で決まるわけではないですね☆)

(ちょうど『インタビュー・ウィズ・●ンパイア』を久しぶりにテレビで見かけたので無意識に比較してしまい、よりその思いを強くしました。『インタビュー…』は公開当時原作が好きで見て、キャストがイメージに合わずそれだけで印象がイマイチだったのですが、今回はそれ以前で、30分ほどでギブアップしてしまいました。映画版のファンの方にはごめんなさい。純粋に好みの問題だと思います。アン・ライス自身が脚本書いてたんですね……ほんと楽しめなくて申し訳ない☆💦)

今さらですが、カッシング丈はもちろん、他の俳優さんたちも、「こういう性質の人間が、こういうシチュエーションに置かれて、こういう反応をしている」という根本的なところを演じていて、ある意味ウェルメイドです。だからストーリーの衣がホラーだろうがSFだろうがなんだろうが、演技という意味では上滑りしないんでしょうね。決して「ホラー好き」ではない、自分みたいなフツーの映画好き(そして美老人好き(笑))でも、この時代の「ホラー映画」を見やすい理由はここだと思います。特にこの『死体解剖記』や『恐怖の雪男』なんかは、ほんとにまっとうな「研究者」の側面が芯にあって大好きです♡

(多分俳優さんのアプローチは基本的に昔も今も同じなのだと思います。ただ、「ホラー」というジャンルが確立してからそれが客体化され、作る側に「もとからホラー好き」な若い層が増え、「作品の仕立てとして」パロディ的なアプローチも出てきて、ホラー自体が「若い層(送り手も受け手も)のための」ジャンルに変貌した、と言うべきなのかも。[勝手な憶測ですが☆] 中高年のベテラン俳優が湯水のように(?)使われ、しかもそれがパロディではないハマーやアミカスのような作品は、今ではなかなかお目にかかれません。やはりその意味でも貴重に感じます)


『テラー博士の恐怖』

さて、次はこちら。(なんか「馬から落馬」みたいなタイトルで面白いですね(笑))


販売はハピネットさん。(個人的には「昔グラナダ版ホームズを出していらした会社♡」というスリコミです(笑))こちらは未見作品で、折々参照する洋書で白黒写真を見ていた程度です。特典もたっぷりのようで、これは見てみたい。(ただ、自宅の環境でいうとBlu-rayよりDVDのほうが手軽に見られるので……特典なしでもいいからDVDも出してくれないかなー。できればもう少しお安く☆(^^;))

…そういえば、出演しているドナルド・サザーランドが先日亡くなりましたね。パッと思い出す作品というと『鷲は舞いおりた』とかに遡っちゃうのですが、お年を召しても息子さんより色っぽかったなぁ……。ご冥福をお祈りいたします。


*     *     *


…2作を比べると、どちらかというと前者が欲しいんですが(^^;)……やはり未見作品は気になるし、お財布と相談しなくては☆(今気づいたんですが、『The Flash And The Fiends』DVDには1960年作品と書かれています。ブログでは主にall cinemaさんを参照していて1959年作品と書いていますが、他でもズレがあるかも……何卒ご了承ください)


怪奇!二つの顔の男 』の感想アップが後回しになってしまって、勝手にヤキモキしています(^^;)。でも「新譜情報を先に」と思うと時間が足りなくなるせいなので、書くネタが少なくて「誕生日に更新するだけ」だった時期を思うと贅沢な悩みです。(廉価版は字幕の質などちょっと気になりますが、やっぱりありがたいです☆)日本盤がない古い作品はまだまだたくさんあるので、『1989』とか『Cash on Demand』(こちらも海外盤Blu-rayの感想がまだ書けてません……めちゃくちゃオススメです☆)とかも字幕付きで見たい……!! 期待をこめて待ちます♡