最新記事とは別に、SSブログより古い記事からひとつずつ引っ越し中です。(日付は元記事のものです)

イベント参加予定

【イベント参加予定】2024/5/19 文学フリマ東京38 / 2024/5/26 COMITIA 148

2024年4月23日火曜日

祝!『ザ・スカル』日本盤4/27リリース♡

 久しぶりにアマゾンを「ピーター・カッシング」で検索したら、なんとなんと、4/27に『ザ・スカル』がリリースとのこと! おめでとうございますー♥ 


ザ・スカル サド侯爵の頭蓋骨(日本語吹替収録版) [DVD]
(Amazon) 
画像リンクがパパッと作れなくなっちゃったのでテキストのみで。
ちょっとアレなジャケットはリンク先でご覧ください。


以前の邦題は『がい骨』。まさかこんな日がくるとは思わず、だいぶ前に輸入盤で見てしまったのですが……うーん、感想を書いた記憶があるのにここにはありませんねぇ……どこだったのかしら? 

マルキ・ド・サドの頭蓋骨を手に入れた者が、その骸骨……というか、骸骨に憑りついている悪霊に操られ、常軌を逸した行動に出てしまう……という恐ろしいお話。カッシング丈はオカルト研究者兼コレクター(?)で、同好の士で競売ではライバルでもある役がクリストファー・リー。おいしい♪ アミカス作品はこのお二人が敵対しない映画がけっこう多い気がします♥

そしてカッシング丈は、この手のトンデモな「教授」をやっても落ち着いた説得力があります。(いつも思い出すのが『新ドラキュラ 悪魔の儀式』。専門家として警察に協力し、儀式のテープを聞いた後「形式を踏んでいるね」と言う冷静なたたずまいがかっこいい♪)マイケル・ガフナイジェル・グリーンなど、あの時代の英国美中年俳優さんが脇に出ているのも目の保養です♡(^^)

「骸骨目線」でカッシング丈に迫るカメラワーク(状況の詳細はネタバレになるので自粛♡)などアナログな工夫も、一瞬吹き出すけど(笑)味わい深くてオススメであります。(監督はフレディ・フランシス。納得です)

こういうのを見ると、CGの「なんでもあり」に慣れてしまった近年は、むしろ画面が退屈になったような。技術の出始めは高揚感がありましたけど(『ヤング・シャーロック ピラミッドの謎』のステンドグラスの騎士とか印象的でした!ストーリーは覚えてない!(笑))、CGてんこ盛りにはもはや皆さん食傷しているのでは。もしかしたら、アナログの特撮への揺り戻しもくるんじゃないでしょうかねぇ。レコードや活版印刷にファンができるのと同じように……。


手持ちの輸入盤。
日本版ジャケットを見てあんまりだなあと思ったのですが、
もともとこんな感じだったのでした…(笑)
なんでカッシング丈やリー御大の写真が使われないんだろう???



話がそれました。(^^;) さて、それはそれとして、じつは検索時についでに見つけた『怪奇!二つの顔の男』を先日入手いたしました。今感想を書いているのですが……原作(『ジキルとハイド』)まで興味が広がってしまい、仕上げるのにちょっと時間がかかっているので、新発売のお祝いを先に書かせていただきました♡


…ただ、自分は基本的にコレクターの素質がなくて(ついでに言うと特にホラー好きというわけでもないのです。ひたすらカッシング丈が好きなだけ(笑))、作品自体を見られれば気が済んでしまうんですね。輸入盤とはいえすでに見ているし、万年金欠病でもあるので(笑)、迷って予約はしていません。(アマゾンの送料無料が3500円以上になったのも大きい💦)

7月には『テラー博士の恐怖』も出るそうなので(こちらはブルーレイでちょっとお高いですが未見作品☆)、予算をとっておくべきかなあ……などと思いつつ、輸入盤のほうで再見していたら、ロバート・ブロックの原作のほうに興味が出てきて、古書漁りに予算を振り向けようかな……なんて思ったり。(一度読んでみたいだけなのですが、行きつけの市立図書館は市内の館全てを対象にしても収蔵していないのです。クソー☆)輸入盤は英語字幕もないので、聞き取り難民にとって日本語字幕つきは魅力なんですけど……うーん、もう少し悩みます。

じつは他にも、入手したあと感想を書けてないものがあります。くすん(^^;)。いろいろあって生活が変わったためペースが鈍いのですが、少しずつ追加していきます。(過去記事の手動(?)引っ越しも続きをしなくては☆)


*     *     *


来月5/26はカッシング丈のお誕生日ですね。じつは参加する予定の同人誌イベント、COMITIAの開催日と重なっているのです。その前週5/19は文学フリマ東京にも出店予定です。(夏になると体力の都合で外での活動が休眠状態になるので、今のうちにと申し込みまくりまして……💦)いずれも一次創作系イベントなのですが、カッシング丈オマージュ小説もいちおうオリジナルなので持参します。ちょっと気が早いですが、おついでがありましたらぜひお立ち寄りください。(最新の予定は随時HPにてお知らせしております)


2024年1月23日火曜日

2010年分の記事引っ越しを完了/ホームズをちらっと再見♥

 1記事ずつの手作業の引っ越し、2010年分がようやく終わりました。ほぼすべて映画やCDのレビューになっています。(自分のイベント参加や拙作発行告知もしているのですが、再掲してもあまり意味がないので、残したい情報を併記していない場合は省くことにしました)

最初は過去のサイト日記などから転載していたらしく、我ながら矢継ぎ早で。(笑)でも忘れていたことも多くて新鮮でした。昨日はBBC版シャーロック・ホームズのDVDに入っている特典ドキュメンタリーにデビッド・バークさん(グラナダ版ホームズの初代ワトスン役。大好きです♥)が出ていたことを再発見し、DVDを出して再鑑賞しました。内容については当時の記事(「BBC版シャーロック・ホームズ その2/コナン・ドイルの声」)に譲りますが、バークさん白髪で素敵です♥


カッシング丈主演の「BBC版」シャーロック・ホームズ♥


もちろん本編もちらりと見直しました。この特典が入っている盤に『青い紅玉』が入っているのでそちらを。(ホームズの中でも大好きなお話です♥)

映像のホームズはグラナダ版で刷り込んでしまったので、ゲストキャラに配役された役者さんの年齢層や演出の違いなんかが新鮮に映ります。そしてホームズの時のカッシング丈……早口でハツラツとしていますね!(もちろん役のせいなのですが(^^))


ピーター・へイニングのグラナダ版ホームズガイドブック『NHKテレビ版 シャーロック・ホームズの冒険』(歴代のホームズ映像作品についても詳しく書かれています)によると、カッシング丈はすでに映画版でホームズを演じていましたが、このテレビシリーズでもかなりこだわり、原作やシドニー・パジェットの挿絵に忠実なものにしようとなさったそうです。努力が実ってこの「BBC版」ホームズ(今こう聞くと『SHERLOCK』のほうを連想してしまいますね(^^;))は絶賛されたそうですが、天候のために撮影スケジュールが遅れて最後には「1話を3日で」のペースだったそうで、ご本人は満足していなかったとのこと。

「何本かのエピソードは見るたびに不愉快になります。そこにあるのはピーター・カッシングが最高のシャーロック・ホームズを演じているところではなく、ピーター・カッシングが台詞を必死に覚えて、上手く言えたのでほっとしているところだからです」

と謙遜していたそうです。謙遜にしてもユーモラスに聞こえますよね。訳文にきっちり感があるのでお堅く響きますが、残っている他のインタビュー映像などの印象を加味して想像すると、あえて「相手に笑ってもらえるように」話していらっしゃるように見えます。お人柄がしのばれます。(^^)

…個人的には、ほとんど映画でしか見ていない方なので、テレビらしいライティングや画質・テンポで見ると「実在の人だったんだなあ」(?)……と妙な感慨が。ほんとに日本語字幕付きで見たいです……!


引き続き残りの記事も移していきます。他のタスクの合間を見ながらなのでペースが読めませんが、よかったらお付き合いください。(元の記事をアップした日付で追加しているので、更新お知らせ機能に反映するのかどうか……自分が使っていないのでわかりません。(^^;) 念のため、時々こうして節目でお知らせさせていただきますね)

2024年1月2日火曜日

コミケ103・ご報告と御礼

 12/30、久しぶりのコミックマーケットに参加させていただきました。スペースにお立ち寄りくださった皆様、本当に本当にありがとうございました!


カットを描いた時点では無料配布を考えていた冊子が『脳人形の館』付録になったため、急遽ポストカードを作って無料配布とさせていただきました。すべてお連れ帰りいただけて嬉しいです。コミケの記念にしてくださいね♥


無料配布のポストカード。
直前の突貫工事でしたがピーター・カッシングと
ホームズの2種を作りました。

あとで気づいたのですが、ピーター・カッシングのほうで上下逆さ(裏面の郵便番号欄が逆さ)に刷ってしまった数枚をそのまま入れてしまったようです。(^^;) すみません! もしお持ちのものがそうでしたら、「当たり」だと思ってくださいませ。きっと今年良いことがあります!絶対!!!


前日にSHERLOCKのコピー誌の在庫を発見し、こちらも急遽持参しました。告知もwebカタログ追加掲載も前日という……こんなこと初めてです。(^^;) 



当日朝にこんな札を作る羽目に☆

ここ数年イベント参加はJ庭+先日のコミティア(いずれもオリジナルオンリー)だけで、原作著作権切れのホームズや「1.5次創作」(自分の造語で、「当て書き/オマージュ」をこう自称してます(^^;))を弁解しながら置くことに慣れすぎ、おおっぴらに二次系を持っていく発想になっていませんでした。コミケは「美老人」でなく「ピーター・カッシング」と書いてしまってもいいんですよね…。なんか目からウロコで。(笑)

…で、スペースはこんな感じになりました。身に余るお誕生日席で、サークル窓口もお手洗いもすぐそこだったのでラクでした。お隣はグラナダ版ホームズのファンサークルさんと演劇ファングッズのサークルさんでした。どちらも親切な方々で、楽しく過ごさせていただきました。

 

設営したスペース。
急遽SHERLOCK在庫見本も置いたので
ぎっちぎちです。

初売りと既刊、グッズ、そして発掘コピー誌に至るまでお連れ帰りいただけました。やっぱりコミケは規模が違いますね。ホームズ系は写真の左側が大きなのぼりを立てた大手さんだったので、おこぼれに与ったかもしれません。うちのディスプレイは地味なので、端っこのお誕生日席だと通路幅以上に遠くから眺めることになり(加えてカオスなので)イメージがよくわからないんですが、お隣のついでに見てくださる方がけっこうおられました。

お話していって下さる方も多くて嬉しかったです。ただ最近耳がイマイチで、がやがやした会場での聞き取りが少し困難です。あと、ふだんは高齢の母との会話が多くサクサクとしたテンポに不慣れになってしまったので……聞き直してしまったり、タイミングを逸したりが時々あってすみません。(^^;) でも好きなものや俳優さんの名前を「声に出して話せる」機会は日常的にはないので、本当に楽しかったです!

ピーター・カッシングは、名前を出すと「好きー♥」とおっしゃる方がけっこうおられて。これも「さすがコミケ」の一つですね。年齢層が近くて高めの方はもちろん、若い方でも「スターウォーズのターキン」でたいてい通じます。(といっても自分も1950~60年代作品をリアルタイムで見た世代ではもちろんなく、初めて認識したのはターキンでした(^^))CGにしてまで再現されてる「ビジュアル」ですもの。カッシング丈、やはり永遠ですね。興味をお持ちになってこれから古い作品を発掘する方、大きなお楽しみが待っていますよ♥
 
kindle版のホームズ小説をお読みくださった方が訪ねてくださったり(差し入れもありがとうございました!おいしくいただいております!びっくりして取り乱してしまいすみませんでした。もっときちんとご感想を伺えばよかった…本当に嬉しかったです!)、旧版をお持ちの方々が初売りの新装版小説をお求めくださったり……本当に、本当にありがとうございました。『脳人形』は新たに編集した付録も楽しんでいただけますように。


コミケ初売りの一つだった『美学としてのJUNE』は、「まさかの完売」となりました。(最後はカバーを外した見本を割引でお渡しとなりました。すみませんでした(^^;))念のためすべての在庫を持参したのですが、正直J庭の外では需要がないと思っていたので本気で想定外でした。これまた「さすがコミケ」。自分の認識など井の中の蛙ですね。次回のコミティアとJ庭のカットをこれにしてしまったので、さてどうしようと嬉しく悩んでおります。

kindle版はこちらで引き続き配信中です。よろしければご覧くださいませ。


完売札などめったに書けないので記念撮影。
未練がましくkindle版を宣伝。我ながら野暮ですね!(笑)
(しかも値札にタイトルがないという落ち付き!(-_-;))


他の本も含めて、楽しんでいただけますよう祈っております。ありがとうございました。

1日中暖かく、ほんとに楽しいイベントでした。撤収時には目の前で2日目準備のスタッフさんが集合して、説明を聞いているのを見ることができました。この規模のイベントがボランティアベースというのは本当に驚愕で、日本の誇りのひとつに数えていいと思います。楽しいイベントはスタッフ様のおかげです。心から感謝を捧げます。


帰りに見上げたビッグサイトのお社(?)。
ほんとに特別な場所です。

次回のイベント参加は2/25のCOMITIA147、3/10のJ.GARDEN55です。夏籠りになる前に(笑)、できるだけイベントにも参加したいと思っています。情報は随時サイトにてお知らせしております。よろしくお願いいたします。

2023年12月25日月曜日

コミケ103・新装版当て書き小説など持参します。

久しぶりにコミックマーケットにサークル参加します。一番新しい本がピーター・カッシング当て書き小説の新装版なので、ジャンルは映画・芸能系で申し込みました。

配置スペース:12/30(一日目)東 Z44b SUSSANRAP(サッサンラップ)

コミケ公式サイト 


サークルカットです。


コミケ初売り2点


『新装版 脳人形の館』(別冊ふろく16p付 1200円)

新装版『脳人形の館』(\1200)と別冊ふろく表紙

こちらのブログでは再三ご紹介させていただいておりますが(^^;)、カッシング丈とクリストファー・リー妄想共演の当て書き小説新装版です。「こんな映画が見たかったなー」というストーリーを小説で書いてみました。


別冊ふろく目次

新装版で外したイラスト・漫画や蔵出しパイロット漫画ラフなどを別冊ふろくにまとめています。当初はこれを無料配布にと考えていましたが、本体がないと意味不明の内容なので「別冊ふろく」となりました。(カットで無料配布をやんわり告知してしまったので、代わりに無料配布のカードかペーパーを作れたら…と現在奮闘中です。当日できてましたら連れ帰ってやってくださいませ(^^))

『美学としてのJUNE~ブックレビューとポエムのこころみ~』(1000円)

その前に出した評論本(書評集)表紙と目次

評論本『美学としてのJUNE』も合わせて収録したポエムがカッシング丈当て書き(しかも妄想共演ジェラール・フィリップというなんでもあり☆)なので、表紙に趣味がダダ洩れしております。これら間口の狭い2点(^^;)がコミケ初売りになります。


その他シャーロック・ホームズの小説やグッズ、英国歴史ライターくんが主役のマイルドBL系小説など既刊を持ち込みます。最近額装に凝っているので、ファンアートの原画/半原画(気に入ってる過去絵をベースに手彩色)/複製画なども持っていきたいなぁと思っているのですが……こちらは「もし間に合えば」ゲリラ的に持っていきます♪

確実な分のお品書きとお試し読みなどは下記にまとめておりますので、よろしければご覧ください。

直近イベントお品書き(&通販・kindle版リンク)


コミケwebカタログをご利用の方は、こちらからどうぞ。

Comike Web Catalog 103: 土-東Z44b SUSSANRAP


数年ぶりでシステムも変わっていて戸惑うことばかりですが、こう間が空くと初参加のようなものです。初心に帰ってお祭を楽しみたいと思っております。以前お立ち寄りくださった方も、初めての方も、おついでがありましたらぜひお立ち寄りください。ヒマなサークルですので(笑)、まったりとお待ちしております♥(寒さが読めないので、ぜひ調整できる服装でお越しください。お気軽にお声がけいただけると嬉しいです♪)


追加のお知らせなど生じた場合は、サークルメインサイトに掲載いたします。どうぞよろしくお願いします。

SUSSANRAP books & more

2023年11月17日金曜日

【新装版】脳人形の館(別冊ふろく付)の通信販売を開始しました。

遅ればせながら、10/8に発行した新装版(紙版)通販開始のお知らせです。


❖ピーター・カッシング&クリストファー・リー当て書き・オマージュ小説
【新装版】脳人形の館(別冊ふろく付)[BOOTH]

個人情報のやりとりがない「あんしんBOOTHパック」でお送りしています。


❖コピー誌、kindle版にてご好評いただきました作品の新装版です。

(旧コピー誌初版『恐怖!脳人形の館』2010/10発行)

※小説は一般的な意味でのBLサービスシーンを含みません。
※新編の別冊ふろくにはBL・パロディ的コンテンツがちょっぴり含まれます。

「アミカス系で見てみたかった架空映画」のノベライズという発想で、自分なりの「萌えの極北」を追求しております。が、小説に露骨なサービスシーンはないので二重の意味でスミマセン……。(「それがあったら成立しないタイプの萌え」が好きなので……この辺が説明しづらく、腐女子系イベントでもマイノリティになる原因です☆(泣))

kindle版(旧版)ではご好評を賜り、ご感想をこちらに転載させていただいております。よろしければご覧ください。

オリジナル小説としてもイベントにて販売参加しておりますが、ご同好の皆様には1.5次創作としてイメージを重ねてご笑覧いただければ幸いです。(「1.5次」は「二次創作でもPRSでもない」ということで最近造語しました。人様に通じるかは謎☆(^^;))


【小説あらすじ】
初老の科学者ピーター・カークランドは、かつての親友クリフの遺言で古い館を譲られる。 二人はかつて切断四肢の再接合を共同研究していた。しかし七年前のある出来事以来、クリフは姿を消していた。よみがえる記憶に葛藤しつつクリフの日誌を読んだピーターは、恐るべき事実を知る——。


イベント販売

年内の同人誌イベントでは

にて販売予定です。いずれも「SUSSANRAP(サッサンラップ)」のサークル名で参加しております。詳しくはこちらをどうぞ。>イベント参加予定


*     *     *

kindle版について

kindle版の新装版化については、現在方針を検討中です。セット販売ができないので、ふろくの扱いで予想外に逡巡することになりました(^^;)。旧版の扱いを含め、方針を決定しだいご報告させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。


kindle版 脳人形の館(旧版)

【新装版】脳人形の館(別冊ふろく付)[BOOTH]

2023年10月6日金曜日

10/8開催 J.GARDEN54参加のお知らせ

(今回の更新は個人ブログ(牛乃の日記)と同内容です)

直前ですみません!こちらのブログできちんとお知らせしておりませんでした💦

J庭、無事に参加の運びとなりました。特設ジャンル「ホラー・オカルト」で参加させていただきます♪

J.GARDEN公式サイト

配置は【み11a SUSSANRAP】です。

ジャストフィットな特設ジャンルにちなみ、しばらく在庫なしだった耽美風マイルドホラー小説(ピーター・カッシング当て書き)を新装版で復刊しました。タイトルは旧版から「恐怖!」を取り『脳人形の館』。(kindle版と同じになりました)16ページのカラー別冊ふろく付きです。(価格はまだ迷っているのですが、1200円前後になるかと思います)

「別冊ふろく」は、改めて見ると内容が単体では成立していないので、当初考えていた別冊ふろくのみの無料配布は行わないことにしました。(もしも当てにしてくださっていた方がいらしたら申し訳ありません💦)kindle版も表紙を差し替えるつもりなのですが、「別冊ふろく」電子版を作るかどうかについては、もう少し考えてから決めたいと思います。決定したらお知らせさせていただきますね。


『脳人形の館[新装版]』。表紙から「ピーター・カッシング生誕100周年」を外し、
ロゴをシックに(?)して漫画・イラストを外しました。
 
別冊ふろく表紙。本体で削除した漫画・イラストに加え、
「蔵出しパイロット漫画ラフ」を収録しました。

ふろくのほうは一昨日自宅に到着しました!小説本体は当日会場搬入なのでドキドキしております。これをセットにして販売します。


到着した「脳人形の館」別冊ふろく。
試作中のディスプレイと共に。


サイトに当日のお品書きページをご用意しております。サイト内でお試し読みもできますので、ぜひご利用ください。

直近イベント お品書き(&通販・kindle版リンク)


入場にはパンフレット『GARDEN GUIDE』が必要なので、事前購入なさった方はどうぞお忘れなく。これが入場証代わりになります。(事前購入するとwebカタログが使えたりして便利ですね♥)詳しくはJ庭公式サイトをどうぞ。

急に涼しくなりましたね。会場は状況によって暑く(熱く?(笑))なったり寒くなったりするので、調整がしやすい羽織りものがあると便利だと思います。

ではでは、会場でお待ちしております♥


*     *     *


編集作業中のアレコレなどは、新設したサイト内ブログにわりとマメに上げております。(このせいで告知をした気分になってしまったんですね(^^;))舞台裏日記みたいなものでちょっとこことはノリが違いますが、よかったらご覧くださいませ。

Now Working On!~現在ンなことやってます~


2010年12月20日月曜日

『地底王国』(1976)

 やっとリアルタイムの記事になりました。(^^;)

二日早く着いたDVDを、昨夜堪能しました♪前にVHSで見たときは、着ぐるみの鳥人間にがっくりきてしまって(笑)ところどころ早送りしたのですが、今回は覚悟ができておりましたので、ちゃんと見ました。
ああ、ピーター・カッシングのアブナー・ペリー博士

あまりにラブリーすぎ!(笑)

これがあのクール・ビューティー、モフ・ターキンと同時期の姿とは…。ギャップ好きにはたまりません♪

原作はエドガー・ライス・バロウズのSF小説で、舞台は19世紀…だと思います。アイアンモールという、先端にドリルのついたジェットモグラもどきに乗って、メカの設計者アブナー・ペリー博士と出資者のデビッド・イネスが地下世界に行くお話です。デビッドがダグ・マクルーア、ペリー博士がカッシング。鳥人間に支配された地下世界の元王女様が、ボンドガールでハマー映画出身のキャロライン・マンローです。

主演がアメリカ人のマクルーアなので、対比を出すためか、カッシングの口調はいつもよりイギリス発音が強調されていて、いかにも「戯画化された愉快な英国紳士」です。扮装、身のこなし、表情の豊かさ…と、見事にマンガチック!この方がコミックリリーフというのは珍しいですが、ハマってます!ドクター・フーのときの雰囲気をさらに誇張した感じで、見ていて頬がゆるみました。(笑)
オープニングの、建造中のアイアンモールの横で設計図を見る姿は、なんとなくタンタンシリーズに出てくるビーカー教授を連想させます。帽子とコート、メガネに口ひげと、とぼけた感じが…。

メカは外観と操縦席しか出てきませんが、チープながらレトロでいい感じなので、地底世界に着くまでのシークエンスが楽しくて好きです。(カッシングのアップがたくさんあるというのもポイントかも…(笑))
ラストの雰囲気では、デビッドとペリーの冒険は続きそうなのですが…(そういえば、ペリーは途中でデビッドに「月に行きたいと思ったことないかね?」とか聞いてました。それどころじゃない状況だったので無視されてましたが(笑))
原作があるかどうかは関係なく、この二人の冒険ものをシリーズ化してくれたらよかったのに…。カッシングのペリー博士、もっと見てみたかったです。「アレ~、タ~スケテ~~」てな状況になってはデビッドに助けられる、というお約束なところがまたおいしくて…。(これでダグ・マクルーアが好みのタイプだったら萌えまくるところです!(笑))

作品としてはお子ちゃま映画なんですが、カッシングもわりと出ずっぱりですし、(途中デビッドと別行動になるところではしばらく姿が見られず、退屈しましたが)珍しいコメディー演技とかわいさ満点で大満足。なんだかえらくなごみました。(笑)

商品としての希望を言わせていただくと、英語字幕もあったらよかったなあ…と。日本語字幕に反映できない部分で、ペリー博士はいかにも英国紳士っぽいギャグ(?)を随所で言ってるみたいなのです。悪い原住民(笑)と戦うデビッドに「クインズベリ・ルールなんか気にせんでいいぞ!」とか。(たしかクインズベリ卿という人が、イギリスでボクシングのちゃんとしたルールを決めたそうで、それ以前はもっと荒っぽいものだったらしいんですね。つまり「品よく戦う必要ないぞ」みたいな台詞。もちろんデビッドは手加減なんかしてない状況ですので、このへんも絶妙なギャグです♪)
聞き取りが心もとないので、英語字幕があったら確認できるのになあ…と。
日本語吹き替え音源にこだわりのあるレーベルさんみたいなので、そちらに力が入ってるのかもしれませんが…けっこう楽しめただけに、ちょっぴり欲が出てしまいました。